2009年10月08日

BALLAD 名もなき恋のうた





 原案は、『映画クレヨンしんちゃんアッパレ戦国大合戦』を

『ALWAYS 三丁目の夕日』、そして来年公開の

実写版宇宙戦艦ヤマト製作中の山崎貴が脚本・監督・VFXを

つとました。主演の侍大将に『日本沈没』の草なぎ剛、春日の

姫に『恋空』の新垣結衣、ほかに筒井道隆『歓喜の歌』、夏川結衣

『歩いても、歩いても』、中村敦夫「木枯らし紋次郎」、

香川京子『天国と地獄』、大沢たかお『GOEMON』ら。



   ストーリー

 小学生の川上真一(武井証)は、水辺にたたずむ戦国のお姫様が

熱心に祈っている夢を何度も見ていた。真一は、自転車で近所の

”川上の大クヌギ”という大木の根元に古い小さな箱を掘り起こす。

中を開けると手紙が入っていて「ぼくはいま、天正2年にきて

います」と書かれているのを読んでいる途中に真一は、気を失って

しまう。目を覚ますと周りの様子が何か違っている。すこし行くと

何やら戦国時代のような人々が合戦をしているようにみえた。

真一は、近くにいた火縄銃を構えている人の一人に声をかけると

その男は、玉を発射してしまい、そのおかげでその銃の標的に

されていた春日の侍大将・井尻又兵衛(草なぎ剛)の命を助ける

結果となる。又兵衛は、真一を城内に連れていき城主・康綱

(中村敦夫)に処遇を仰ごうととする。話を聞きつけたその娘

廉姫(新垣結衣)を見た真一はびっくりさせられる。その姫が

自分が見ていた夢に出てきた女とそっくりだったからだ。

 その姫の命令で真一は又兵衛が預かることになる。

一方、真一の母・川上美佐子(夏川結衣)と父・暁(筒井道隆)は、

真一の捜索に必死になっていた。暁は、”川上の大クヌギ”で真一

の残した手紙を発見するが、真一のいたずらとしか思わない。

戦国では、北関東の大名・大倉井高虎(大沢たかお)が春日の

城を訪れ廉姫に婚儀を申し込む。小国の春日としては、その縁談が

まとまれば、勢力を拡大でき、又とない話ではあるが、廉姫は、

幼なじみの又兵衛を好きで、又兵衛も気持ちは、同じではあるが、

階級の違いから結ばれることは、むずかしく高虎の話を受け入れるしか

なかった。

 美佐子は、真一の手紙からネット検索し、”川上の大クヌギ”から

天正2年に川上真一とその一族の活躍のから”川上の大クヌギ”と

名付けられたという一文をみつけ真一は戦国時代にいると確信し、

暁とともにランドクルーザーに乗り、その大木へと向かう。

真一も、現代へ戻る手がかりをつかもうと、大木へ来ていた。

そこへ、ランドクルーザーに乗った美佐子と暁が現れる。

暁から歴史に春日のことが残っていないことを知らされた康綱は、

目先の権力に自由を奪われる考えを捨てようと高虎の婚儀を断る。

頭にきた高虎は、春日に戦を仕掛ける。



 何に縛られることなく、自分の意志に自由に生きることは、

なかなか、むずかしいことではあるかもしれませんが、

何か、目標を見つけてそれに向かっていくことは、重要なことでない

でしょうか。そんなことを思いました。








posted by やすおみ at 15:56| 東京 晴れ| Comment(5) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

ヤマトよ永遠に!


ヤマトよ永遠に【劇場版】 [DVD]

ヤマトよ永遠に【劇場版】 [DVD]







 アニメ版復活編につづいて実写版が製作されるということで、

1980年作品で劇場3作目の紹介です。TVシリーズを再編集

した1作目、『さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち』を経て、

TVスペシャル宇宙戦艦ヤマト・新たなる旅立ち」で軌道修正

させた後の公開となります。スタッフもひきつづいて、

製作総指揮は、西崎義展、総設定に松本零士が名をつなれています。

声の出演も一作目から変更なく富山敬、麻上洋子、仲村秀生、

青野武、永井一郎、に加え藩恵子、野沢那智ら。


  ストーリー

 2202年、太陽系の惑星に次々と飛来する飛行物体により、

人類は、その脳細胞を破壊されていった。それらがいよいよ、

地球にも、あらわれる。つづいて先兵部隊により、人類は完全に

制圧される。そんな中、ヤマト旧乗組員たちは、英雄の丘に

集結し、ヤマトがある惑星イカルスを目指すが、ユキだけは、

敵の攻撃を受け、取り残されてしまう。イカルスに着いた古代らは、

ヤマトを整備していた真田から、自分の姪だという真田澪を紹介

されユキの任務に就かせる。そのユキは、黒色星団帝国の

アルフォン少尉の屋敷で治療を受けていた。アルフォンは「美しい

女性を収容所などに送れない」という。

 ヤマトは、地球に打ちこまれた爆弾の制御装置破壊のため敵母性へ

と向かうのであった。



 改めて久し振りに観たのですが、まさに今、人類が抱えている

こと、人と人の関係をストレートに訴えかけてきます。

ヤマトという作品が全編において、その精神が貫かれていますが、

本作が最もそのテーマが色濃く出ていると思います。
posted by やすおみ at 11:08| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月11日

20世紀少年 最終章 ぼくらの旗








 20世紀少年3部作の最終章、出演は前2作からひきつづき

唐沢寿明、常盤貴子、豊川悦司、香川照之、平愛梨、石塚英彦、

宮迫博之、黒木瞳らに加え、福田麻由子、山寺宏一、高橋幸宏ら。

 監督もひきつづき堤幸彦、原作の浦沢直樹は今回も脚本に

参加しています。



   あらすじ

 ともだち暦3年(2017年)、世界大統領となったともだちは、

8月20日、宇宙からの未知のウイルスにより人類は滅亡し

ともだちを信じるものだけが生き残ると説いていた。

 オッチョ(豊川悦司)は、高い壁により隔離された東京

舞い戻っていた。ヨシツネ(香川照之)はケンヂ一派を率い、

カンナ(平愛梨)は、氷の女王と呼ばれまた別の一派を率い、

ともだちに抵抗していた。ケンヂ(唐沢寿明)も失っていた

記憶を取り戻し、東京を目指していた。


  ともだちとは?

 ともだちの正体を探りながら見るのは、興味をそそられるでしょうが

それは脇に置いておいて純粋に楽しんだらいいんじゃ

ないかなあと思います。するとこの映画の本質をよく感じられるの

ではないでしょうか・・・
posted by やすおみ at 01:41| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月02日

サブウェイ・パニック


サブウェイ・パニック [DVD]

サブウェイ・パニック [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD






 9月4日から公開される『サブウェイ123』の

オリジナル版で1974年作品。このころは、パニック映画という

呼び方が、よくあり『タワーリング・インフェルノ』、

『ポセイドン・アドベンチャー』、などの名作から『パニック・

イン・スタジアム』、『マシンガンパニック 笑う警官』、とか

無理に邦題にパニックと付けたものもありました。

 この作品もその中に入るのですが、内容はなかなかの佳作に

なっています。だからリメイクさてたのでしょう。

 出演は、ウォルター・マッソー、『おかしな二人』『がんばれ!

ベアーズ』ロバート・ショウ、『007ロシアより愛をこめて』

『スティング』、マーティン・バルサム『十二人の怒れる男』の

個性派ぞろい。


  STORY

 ニューヨーク、地下鉄公安官のガーバー(ウオルター・マッソー)

は、東京から地下鉄視察に来ている日本人を案内しているところへ

地下鉄がハイジャックしたという連絡を聞く。犯人は、4人で

全員が同じコートにメガネをし帽子、ひげをたくわえている。

車両を切り離し、1両だけにしてその乗客17人と車掌1人を

人質に取り、主犯格のブルー(ロバート・ショウ)は、市当局に

100万ドルを1時間以内に渡すように要求する。


 これから犯人側と公安官と丁々発止の攻防がみどころになりますが

1時間のタイムリミットと地下鉄のスピード感の感覚、さらに

市長が風邪で寝込んでいて悪態ばかり付いたり、犯人のひとりも

風邪なのか、よくくしゃみをしてこのことは、あとでキーになります

が、細かくよく描かれています。



posted by やすおみ at 19:22| 東京 不明| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月19日

天国はまだ遠く


天国はまだ遠く [DVD]

天国はまだ遠く [DVD]

  • 出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー
  • メディア: DVD






 瀬尾まいこの同名小説加藤ローサと本格的演技初となる

チュートリアルの徳井義実を主演に、『夜のピクニック』の

長澤雅彦が監督した。 2008年作品。


 都会の生活に疲れ、自殺しようと京都の山奥の民宿にやって

きたOL・千鶴(加藤ローサ)は、睡眠薬を飲みますが、

死に切れませんでした。そんな千鶴を民宿の主人・田村(徳井義美)

は、唐突に「あんた自殺しにきたんやろ」と言い、

千鶴も「もうしたわよ」などと返します。

 しかし、山、海の自然、村の人々そして田村とふれあうことに

よって少しづつ変わっていきます。


 注目するのは、徳井義実の演技ということなのでしょうが、

この冒頓とした男がピッタリでしたし漫才で見せるあの妄想する

感覚が見事なだけに、今後も期待できそうですね。
posted by やすおみ at 22:48| 東京 晴れ| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月27日

その土曜日、7時58分


その土曜日、7時58分 コレクターズ・エディション [DVD]

その土曜日、7時58分 コレクターズ・エディション [DVD]







 ある兄弟が仕組んだ強盗計画が、及びもつかない方向へと

なだれ込んでいく。 監督は、社会派で知られる大ベテラン、

シドニー・ルメット『狼たちの午後』、『セルピコ』。

 主演は、『カポーティ』の演技派、フィリップ・シーモア・

ホフマン、『トレイニングデー』のイーサン・ホーク、

『いとこのビニー』、『レスラー』のマリサ・トメイ。

2007年製作。


   STORY

 兄・アンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、

ニューヨークの会計士。しかし、麻薬に溺れ、会社の金を横領

している。弟・ハンス(イーサン・ホーク)は、元・妻からの

娘の養育費が払えず困惑している。

 そこで、アンディはハンスに宝石店を襲う計画を持ちかける。

それも自分たちの両親が経営している店舗をと言う。

せっぱつまっているハンスは承諾する。アンディは「俺は、

顔が知られている」とハンスに任せてしまう。

しかし、ひとりでは無理だと考えたハンスは、もうひとり男を

誘いこむ。

 さてその日、その男とハンスは郊外にある宝石店にクルマで

乗りつけ、やはり躊躇するハンスを男は、「オレ、ひとりで

行くから、おまえは店先で待ってろ」と中へ入る。

 中には、言われたとおり年配の女性ひとりきり。簡単にいく

はずだったが隙を突かれ逆に撃たれてしまう男。女性も撃たれ

相打ちになる。あわてて逃げだすハンス。

 さらに悪いことにその撃たれたのは兄弟の母だったのだ。

アンディは、妻・ジーナ(マリサ・トメイ)と共に病院にむかうと、

父(アルバート・フィニー)の姿があった。母は、命は取り留めた

が、植物状態になる。やがて父は母の安楽死の道を選ぶ。

その後、どうなって行くのか・・・・



  社会派サスペンスの巨匠、シドニー・ルメットの面目躍如と

言える。ストーリーは、父と兄と弟の3人の視点で描かれていて

見ごたえがあります。そして、何といってもフィリップ・シーモ

ア・ホフマンの怪優ぶりですね。こういうアクの強い役なら、

右にでるのがいないのではなかろうか。


posted by やすおみ at 17:31| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月22日

ビッグウェンズデー








 ビッグウェンズデーというのは、水曜日に来る伝説の大波のこと。

その波を夢見てサーフィンに明け暮れる3人の若者の物語。

監督・脚本は、『地獄の黙示録』(脚本)、『風とライオン』の

ジョン・ミリアスで彼自身、サーファーであった。

主演は、ジャン=マイケル・ビンセント『バファロー66』、

ウイリアム・カット『新・明日に向かって撃て』、

ゲイリー・ビジー『沈黙の戦艦』ら。1978年作品。



  STORY

 1962年、カリフォルニア、夏。

有名なサーファーである、マット(ジャン=マイケル・ビンセント)、

ジャック(ウイリアム・カット)、リロイ(ゲイリー・ビジー)たち

は、サーフィンに明け暮れていた。飲んだくれているマットを

無理やり、ビーチに引きずってきたジャックとリロイ。

サーフボードもどこかへ置き忘れたマットは、他人から借りて海へ。

すると、人が変わったように、軽快に波を乗りこなしてしまう。

 その夜、ジャックの家でパーティーがあり、大人数が詰めかけ、

おおにぎわいの様子。さらには、よそものの招かざる客までやって

きて、乱闘さわぎに・・・。

 1965年、マットとその彼女・ペギーの間の娘も三才になって

いる。ベトナム戦争の徴兵令状が3人の間にもやってきた。

なんとか軍隊入りを逃れようと画策する面々だが、真面目なジャック

は、志願し戦場へと向かう。

 やがて、帰還するジャックだが、仲間のうちには、犠牲になるもの

も。3人は、月日とともに、離れ離れになっていく。

 1974年、まちに待った、伝説の波がやってくるが・・・




 サーフィンシーンの撮影は、ハワイを中心に行われたということ

で、迫力ある映像になっています。しかし、この映画の良さは、

登場人物のキャラクターの模写にあります。3人以外の

脇役がみんなそれぞれ個性的で記憶に残ります。




 



















  

 
posted by やすおみ at 02:47| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

タクシー・ドライバー


タクシー・ドライバー【ワイド版】

タクシー・ドライバー【ワイド版】







 マーティン・スコセッシ監督+ロバート・デ・ニーロ主演

コンビによる1976年作品で同年のカンヌ映画祭で

パルムドールを受賞しました。このコンビで十数本、作られて

いますが最高傑作と言われていますし、その通りでしょう。


   STORY

 ニューヨーク、海兵隊上がりのトラヴィス(ロバート・デ・

ニーロ)は、不眠症なこともあり、タクシードライバー

職につく。トラヴィスが車中から見る街には、あらゆる者たちが

ウヨウヨと徘徊し、犯罪が横行し、まさにごった返している世界が

広がり、トラヴィスは、いつかこの街を雨がこの汚れを押し流すだろう

とつぶやく。そんな時、トラヴィスの前に天使なような美女を

現れる。そのベッツィー(シビル・シェパード)は大統領選挙の

候補者・パランタインの選挙事務所で働いている。

 トラヴィスは思い切ってベッツィーに声をかけデートするが、

何の気なしに、ポルノ映画を見ようと誘ってしまい彼女は激昂し

去って行ってしまう。その事がトラヴィスの心はますますすさんで

いく。そんな彼の車にひとりのまだ幼さの残る少女・アリス(ジョ

ディ・フォスター)が飛びこんてくるが、すぐにヒモらしい男・

スポーツ(ハーヴィー・カイテル)が連れ去ってしまう。

その一件がトラヴィスにある決心をさせる。まず、体を鍛えだし、

闇のルートから拳銃を手に入れ、射撃練習に励みだす。

 ある日、アリスを見つけたトラヴィスは、彼女に「君を救いだす」

と告げるが、アリスは笑い飛ばすだけ。

さらに、トラヴィスは、パランタインの行動を付け回すようになる。

精神が極限に達したトラヴィスは、髪をモヒカンにし、パランタイン

の演説集会に現れ、いよいよ檀上に近づいていく・・・



  この映画は、エポック・メイキングな作品で、いろいろな

カタチで影響をあたえ、当時13歳のジョディ・フォスターは

アカデミー賞にノミネートされ今にいたっています。

映像、音楽も素晴らしく、まさに名作中の名作といえます。

 でも、本当に映画は今を映す鏡ですね。

posted by やすおみ at 18:10| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

ロング・グッドバイ


ロング・グッドバイ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD






 ハードボイルド小説の旗手、レイモンド・チャンドラーの

1953年発表作品が原作。

監督は『マッシュ』『ザ・プレイヤー』

『ショート・カッツ』のロバート・アルトマン

私立探偵フィリップ・マーロウを演じるのは、『マッシュ』

『カプリコン1』のエリオット・グールド、1973年作品。


  STORY

 ロスアンジェルスに住むフィリップ・マーロウ(エリオット・グール

ど)は、真夜中に古くからの友人・テリー・レノックスの

訪問を受ける。妻のシルビアとけんかしたといい顔に傷がある。

テリーはマーロウにクルマでティワナまで送って行けと頼む。

渋々送り届けたマーロウは、自宅に戻ると刑事二人の訪問を

警察に連行される。テリーの居所を聞き出そうと

躍起になる警察だがマーロウは口を割らない。

だが、突然に釈放されるマーロウに新聞記事はテリーは妻を

殺害しメキシコで自殺したと告げる。

 疑惑の念をぬぐえないマーロウにベストセラー作家の

ロジャー・ウエイドの妻・アイリーンから夫の居所を探して

ほしいとの依頼をうける。ウエイドの家はテリーの自宅と

同じ敷地内にある。ロジャーは近頃、アルコールにおぼれ、

小説も書けない状態だったという。家に帰ったマーロウに

次に待っていたのは、ギャングのメネンデス一味だった。

テリーは元メンデスの配下にいて、多額の金を持ち逃げした

という。マーロウがメンデスの後を追うとウエイドの自宅に

向い、アイリーンとなにやら会話をしているのを目撃する。

 精神病院に隔離されているロジャーを連れ戻すことに成功する

マーロウだがロジャーは酒をあおりつづけ精神は不安定のままだ。

自宅の郵便受けにテリーからの手紙と5000ドル札を

発見する。手紙には「許してくれ」との文字がある。

真相を知るべくメキシコへ向かうマーロウだった・・・


  ハードボイルドだど

 日本では、あまりハードボイルドが根付かず、

フィリップ・マーロウもあまり一般的にはしられていないと

思いますが、何本も映画化もされていてなんといいますか、

男の生き方のバイブルになっているような小説です。

 でも2007年に村上春樹が新しく翻訳して出版されて

いますのでご存じ方もいらっしゃるかとおもいます。



 あと、この映画は原作と年代やキャラクターを大幅に手直し

されていますし、ラストも違います。それからまだおそらく無名だった

ころのアーノルド・シュワルツネッガー州知事がチョイ役で

出ているのも楽しいです。もうひとつジャケットに猫がいますが、

この猫とマーロウのやりとりが個人的に好きで気にいっています。






posted by やすおみ at 17:21| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

いつか読書する日


 







50歳女性の少女のころからの秘めた不器用すぎるとも言える

恋の物語る、田中裕子と岸部一徳という、まさにベテラン名優

共演、監督は『独立少年合唱団』でベルリン国際映画祭で

新人監督賞を獲得し『のんちゃんのり弁』が公開待機中の

緒方明。脚本は、青木研次。他の出演は、仁科亜希子、

香川照之、鈴木砂羽ら。2004年作品。



  ストーリー

 山間の坂にできた町。そこでずっと暮らしてきた大場美奈子

(田中裕子)は50歳のいまも、その坂の町で牛乳配達をし

昼はスーパーで働くひとりぐらし。その牛乳配達先でもある

高梨家では、妻・容子(仁科亜希子)は寝たきりになっていて

塊太(岸部一徳)は看病をしながら役所に勤めている日々。

 美奈子と塊太は高校時代、付き合っていたが両親の事故に

より疎遠になってしまった。そのいきさつをしっている

容子は自分が長くないのを悟っていてなんとかふたりがよりを

戻してほしいとの願いから飲めもしない牛乳を頼み続けている

のだった・・・・


   秘めたおもい

 少女のころからのおもいのままを生きている50歳の

女性を田中裕子が素晴らしい演技でみせてくれます。

それを受けて岸部一徳がまた良い芝居で答えています。

この日本人ならではの秘めたるおもいという感情が

にじみ出ています。

ロケ地は長崎らしいのですがこの街並みがその舞台として

生えていますしもっと評価されてもいい映画だったと思いました。




posted by やすおみ at 14:47| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする