ある兄弟が仕組んだ強盗計画が、及びもつかない方向へと
なだれ込んでいく。 監督は、社会派で知られる大ベテラン、
シドニー・ルメット『狼たちの午後』、『セルピコ』。
主演は、『カポーティ』の演技派、フィリップ・シーモア・
ホフマン、『トレイニングデー』のイーサン・ホーク、
『いとこのビニー』、『レスラー』のマリサ・トメイ。
2007年製作。
STORY
兄・アンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、
ニューヨークの会計士。しかし、麻薬に溺れ、会社の金を横領
している。弟・ハンス(イーサン・ホーク)は、元・妻からの
娘の養育費が払えず困惑している。
そこで、アンディはハンスに宝石店を襲う計画を持ちかける。
それも自分たちの両親が経営している店舗をと言う。
せっぱつまっているハンスは承諾する。アンディは「俺は、
顔が知られている」とハンスに任せてしまう。
しかし、ひとりでは無理だと考えたハンスは、もうひとり男を
誘いこむ。
さてその日、その男とハンスは郊外にある宝石店にクルマで
乗りつけ、やはり躊躇するハンスを男は、「オレ、ひとりで
行くから、おまえは店先で待ってろ」と中へ入る。
中には、言われたとおり年配の女性ひとりきり。簡単にいく
はずだったが隙を突かれ逆に撃たれてしまう男。女性も撃たれ
相打ちになる。あわてて逃げだすハンス。
さらに悪いことにその撃たれたのは兄弟の母だったのだ。
アンディは、妻・ジーナ(マリサ・トメイ)と共に病院にむかうと、
父(アルバート・フィニー)の姿があった。母は、命は取り留めた
が、植物状態になる。やがて父は母の安楽死の道を選ぶ。
その後、どうなって行くのか・・・・
社会派サスペンスの巨匠、シドニー・ルメットの面目躍如と
言える。ストーリーは、父と兄と弟の3人の視点で描かれていて
見ごたえがあります。そして、何といってもフィリップ・シーモ
ア・ホフマンの怪優ぶりですね。こういうアクの強い役なら、
右にでるのがいないのではなかろうか。
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